2006年11月10日

扶養親族等申告書 年金(源泉徴収)

社会保険労務士の深津です。

扶養親族等申告書を提出する時期が来ました。年金が支払われている人についての源泉所得税と確定申告について、本日と明日とで説明します。

(源泉徴収について)
年金の支給額が65歳未満の人の場合は108万円未満、65歳以上の人の場合は158万円未満であれば、源泉徴収されません。
年齢は、その年の12月31日現在の年齢です。つまり、平成18年分については平成18年12月31日現在で65歳になっていれば、65歳以上ということになります。65歳に達する日というのは、誕生日の前日をさしますので平成19年1月1日誕生日の人も該当してきます。

60歳以上で108万円、65歳以上で158万円以上年金収入がある方については、「扶養親族等申告書」を提出する必要があります。
扶養親族等申告書の提出をしない人は、年金の額×7.5%の所得税がかかることになりますので、扶養親族等申告書を提出しましょう。

扶養親族等申告書は、最初に年金を請求するときには「裁定請求書」に申告する欄がありますので、改めて扶養親族等申告書の提出は必要ありません。2年目以降は、毎年11月中旬に社会保険庁から送られてきますので、それを記入して社会保険業務センターに返送することになります。

扶養親族等申告書を提出した場合の源泉徴収税額は次のようになります。

源泉徴収税額=(年金支払額−控除額−介護保険料額)×9%(平成18年)

実際に控除額がどれくらいあるかというと、
・公的年金等控除及び基礎控除相当額
 年金支給額の月割額×25%+6万5千円(最低13万5千円、65歳未満の場合9万円)

・配偶者控除及び配偶者特別控除
 32,500円

・扶養控除
 32,500円×人数

・障害者控除相当、特別障害者控除
 22,500円(特別障害者の場合35,000円)×人数

・特定扶養親族の控除の増分相当
 20,000円×人数

・老人控除対象配偶者・老人扶養親族の控除の増分相当
 7,500円×人数

例:63歳で、年金額が264万円。所得ない配偶者(58歳)がいる場合
264万円÷12=22万円
220,000円×25%+65,000円=120,000円(公的年金控除+基礎控除)
配偶者控除等=32,500円
120,000円+32,500円=152,500円(合計控除額)
220,000円×2か月分=440,000円
源泉徴収される額=(440,000円−152,500円×2か月分)×9%=12,150円
年金の支払のたびに12,150円が徴収されることになります。

イースリーパートナーズ社労士事務所
社会保険労務士 深津 敬
〒569-0803
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●就業規則・労働書式文例集
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